芝浦工業大学校友会
会長 加藤善次郎
全国の卒業生の皆様に於かれましては如何お過ごしでしょうか。2020年正月明けの新型コロナウイルス感染報道から3年以上の月日が過ぎ、社会生活も少しずつ日常を取り戻そうとしていますが、未だ完全終息には至っていません。くれぐれもご自愛頂きますよう切に願います。
さて、私は今般、校友会会長に再任され2期目を迎えることになりました昭和55年機械工学科卒業の加藤善次郎です。私が、初めて校友会会長を拝命したのは、正に新型コロナウイルス感染症が世間を騒がせていた2020年の7月でした。2019年12月に五十嵐久也前理事長が急逝され、2020年2月に鈴見健夫校友会前会長が理事長に互選されました。鈴見校友会長の後を継承する形で2020年7月の校友会役員選挙にて会長に推挙されました。私は、五十嵐イズム、鈴見イズムを継承し、校友会の発展に微力ながら全力を尽くす所存です。未だ若輩者ですが、卒業生の皆様には、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
2期目の私の使命は、2027年創立100周年に向けて校友会の活性化と組織力の強化、世代交代と思っています。創立100周年に向けて再度全国の校友の再発掘を目的に大学の校友・後援会連携課と協働し卒業生名簿の再整理を行います。そして、地方紙に創立100周年の広告を11月4日の創立記念日に合わせて掲載し、地域支部情報を記載して多くの卒業生に芝浦工業大学に回帰して頂く企画を計画します。また、箱根駅伝本選出場も多くの卒業生の母校愛を掻き立て大学に回帰して頂けると確信し、校友会でも駅伝部の支援を継続していきます。2027年の100周年校友会全国総会は過去最高人数の1,000名規模の動員を目指して開催できるよう全力で取り組む所存です。
次に、世代交代ですが、唯一昭和51年卒の前事務局長の依田幸秀先輩に監査役議長に就任頂き、ほかの執行役員会メンバーとしては、全て私以降の卒業生に就任頂きました。詳細については、HPの役員名簿をご覧下さい。将来の校友会執行役員の皆さんです。
そして大学は、2027年に創立100周年を迎えます。100周年には、アジア工科系大学トップ10入りを目指し、日本の理工系私学トップランナーの目標を掲げています。校友会としては、その目標の一助として就職支援を実践しています。就職希望者の100%就職を目指し、毎年年度末のぎりぎりまで就職先の斡旋を卒業生企業も含めて行っています。今年2023年3月末時点では、就職率98.9%と過去最高の就職率と「就職の芝浦」力を遺憾なく発揮しました。
今後とも校友会は「在校生就職支援委員会」を強化し大学キャリアサポートセンターと一体となり在校生を支援して参りますので、全国の卒業生の関連企業等のご協力を宜しくお願い申し上げます。
結びに卒業生ならびに、ご家族の皆様のご繁栄とご健勝を心から祈念申し上げます。